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【06.02.11】佐々木議員が国会で非正規雇用を取り上げる
小泉首相は非正規がどれだけか知らない
今日は風が少し冷たかったのですが、春を感じる暖かさがありました。
記録的な寒波もようやく峠を越えたようです。しかし、すぐに花粉症の季節がやってきますのでうんざりです。
さて、7日の国会で日本共産党の佐々木憲昭衆議院議員が増大する非正規雇用の問題を取り上げ質問しました。
佐々木さんは冒頭で小泉首相に「あなたは昨年1月にシャープ亀山工場に行かれたが、あの工場で非正規雇用がどれだけか、ご存じですか」とたずね、小泉さんが「知らない」と答えると「何と6割が非正規雇用だ」と述べ、その高さを指摘しました。
この数字は先日、このHPでも触れましたが、県が昨年8月に発表したもので、シャープ亀山工場で働く労働者が約3300人、そのうち、シャープが雇用した労働者は1300人で約4割しかなく、残りは協力企業という亀山工場内で請負などで働く労働者が2000人で6割を占めているのです。
県が90億円、亀山市が45億円 本当に真剣な検証が必要
県が90億円、亀山市が45億円も出して企業誘致したのは、シャープに正規で雇用される「就労の場の確保」だったはずです。それがこんな実態では当てはずれです。
野呂知事も昨年末に日本共産党との話し合いで、「正規雇用をもっと増やして欲しい」と述べたように、費用対効果の面で問題です。
亀山市はもっと深刻で先日のHPでも書いたように、地元の雇用が1割にも満たないのですから、本当に真剣な検証が必要です。
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