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【06.01.07】亀山商工会議所の新年賀詞交歓会に出席

『北極震動』という現象が異常気象の背景にある

朝日の当たる雪の朝この冬、何回目の雪でしょうか。本当に異常な気候です。
先日も日刊紙赤旗が、「地球温暖化が進行する際には、冬の積雪期間の短縮や積雪量の減少だけでなく、短期間の豪雪という逆の現象も発生すると予測されている」と書き、今回の大寒波は、「地球からの警告ともいえそうだ」と書きました。
さらにこうした大寒波について気象庁も、「北極で寒気が蓄積と放出を繰り返す『北極震動』という現象と、気温変化に大きな影響を及ぼす偏西風が南側に大きく蛇行した現象とが結びついたことに注目」しているということです(05年12月20日付)。

自治体が住民生活の防波堤とならなければ、市民生活の安定はない

庭のナンテン話は変わりますが、昨日は亀山商工会議所の新年賀詞交歓会があり、出席しました。
いろいろな人があいさつをされましたが、共通していたのが市内の年間製造品出荷額が前年比72%増の約6000億円になったという話です。
ところが、こうした景気のいい話の裏側では「貧困化」がすすんでいるのですが、ほとんど触れられません。
市長のあいさつにも国民への負担増の話は出ましたが、「覚悟しなければならない」というだけで、耐えることしかいわないのです。
いくら国の施策とはいえ、自治体が住民生活の防波堤とならなければ、市民生活の安定はありません。

日本の異常な大企業優先の政治を変える

建設がすすむシャープ亀山第2工場こうした話を聞いていて奇異に感じたのが、シャープをはじめ大手の企業が史上空前のもうけをあげながら、国民には負担がどんどんかぶされてくることの異常さです。
多くの労働者は、自分の働きが企業の利益になり、企業が儲かれば自分達の給料が上がり生活も良くなるという思いで頑張っているのではないでしょうか。
ところが自分達の働きで企業は空前のもうけをあげながら、それが企業内に貯め込まれ国民には負担がどんどん押しつけられるという異常な事態です。
こうした事態にも政府は、企業に応分の負担をせよといえずに、更なる減税まで検討しているのです。まさに「企業栄えて民滅ぶ」です。
今年はこうした政治を変えるべく、全力をあげたいと思います。

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