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【05.12.20】高すぎる市章・校章に答弁できず それでも議案は通るのか
何と関支所やあいあい、医療センターにも市章はついていない
気象庁の暖冬という予報がはずれ、記録的な寒波に見舞われたのは、地球温暖化の影響があるのでは?と今朝の赤旗日刊紙が報道しています。
暖冬が温暖化の影響というのはわかりますが、記録的な寒波が温暖化の影響というのはすぐには理解しがたいことです(詳しいことは今日の日本共産党のHPをお読みください)。
さて、今日は私が所属する教育民生委員会が開かれ、この委員会の所管する議案等を審議しました。この中で議論が集中したのが西小学校の工事請負契約の変更の議案です。
12月9日のHPでも書きましたが、この議案に新市章の設置約220万円(市章の製作に90万円、取付工事費に130万円)と校章の設置約274万円が含まれています。
まず市章ですが、市の施設でも現在、ついているところとついていないところがあり、つけるかつけないかは担当課の判断だというのです。
驚いたのが、合併後最初につけるべき関支所には合併から1年近くなるのに、ついていないというのです。また、医療センターやあいあいといった市民が多く利用する施設でも、市章はついていないのです。
大手の専門業者の値段の二倍以上もかかるなんて
私は西小に市章をつける前に、こうしたこと(市章をつけるべき所につける)をきちんと整理すべきであり、今回の議案はまさに思いつきでしかないことを指摘しました。
もう一つは、校章です。これはつけることには異論はないのですが、問題は値段です。市の説明では、校章の製作に210万円、取り付け工事に60万円かかるということでしたが、私がインターネットで調べた大手の専門業者の値段では、70pのもので60万円、100pでも95万円ででき、とても210万円というのは理解できません。
こうした値段が高すぎるという私の指摘に対して、市側からの反論はなく、「高すぎること」は認めたようなものです。
教育民生委員会では、10人中3人が反対
私はこの工事請負契約の変更について、砂場の設置や避難器具など必要なものも含まれているけれども、市全体として市章を設置する基準がないことや校章の値段があまりにも高すぎるなど到底、賛成できないものを含んでいるため、この議案には反対をしました。
教育民生委員会では、10人中3人が反対しましたが、議案は可決され委員会を通りました。賛成をした議員の中にも、金額には納得していない議員も何人かいました。
最終的には、26日の本会議で採決されます。
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