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【05.12.13】5人中3人が子どもの安全問題を質問
のびのびと遊べる環境をどうつくるのか
今日から一般質問が始まりました。質問した議員5人中、3人が児童の通学路などの安全問題を取り上げました。子どもの頃、帰り道で電柱から電柱までを友達の分までカバンを持つ遊びをしながら帰ったり、水たまりがあるとそれで遊んだりと学校からの帰り道は結構、楽しいものでした。
質問の中で、最終的に子どもの安全を確保するにはスクールバスしかないという意見も出ましたが、そんな環境でしか子どもが育てられないのかと思うと今の社会に憤りを感じます。
やはり、子どもを隔離する方向ではなく、のびのびと遊べる環境をどうつくるのか、また、その妨げとなっているのは何かということを社会全体で考えなければならない事態になっているのです。
事件の背景にあるものに政治や社会が力を入れるべき
こういう事件を引き起こす社会の問題を放置したまま、学校が危なくなると学校にフェンスをしたり、不審者の侵入をチェックしたりし、通学路が危なくなれば、防犯ブザーやスクールバスで送迎などとその場の対応だけですませていると、最後には「子どもは家から出るな」というような事になりかねません。
やはり、こうした問題の背景にある弱者にばかり負担を負わす「庶民いじめの」政治や人間らしく働けない職場の問題、「勝ち組・負け組」で人を平気でわけてしまう風潮、児童ポルノなどが野放しなど、改めるべき問題が多くあります。
こうした課題の解決にこそ、今、政治も社会も力を入れるべきではないでしょうか。
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