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【05.11.19】フェロシルトの埋め立て地を議会で視察
ほとんど生育せずに枯れたお茶の木
最近、仕事で中国へ行っていて、4年半ぶりに帰国した東京に住む同級生と話をしましたが、彼は「中国人の間で亀山が有名なのに驚いた」といっていました。
確かにまちを歩いていても中国人かなと思う人に出会います。
それだけ人の移動が多くなってきているのでしょうか。
昨日は、議会としてはじめてフェロシルトが埋められている現場を視察しました。
お茶の木を植えた畑は、草が生えその間にお茶の木が植えられていました。フェロシルトの影響なのか、放置してあるためかわかりませんが、ほとんど生育せずに枯れた木が多くありました(写真は枯れたお茶の木と畑)。
8月末までに撤去を終える予定
埋め立てられたフェロシルトは13万トンあり、土とサンドイッチ状に埋められているので撤去する土の量は倍以上の26万トンを超えるともいわれています。
計画によれば、回収する土の総量がどれだけあるのかを調べるために、年内に43ヶ所でボーリング調査を行い、年明けの1月から撤去作業を開始し、8月末までに撤去を終える予定ですが、そう順調にいくとは思えません。
また、環境調査として土壌、河川、地下水、放射線などの調査は引き続き行われますし、監視も続けられます。
現場を視察して、こんな事態を引き起こした企業への怒りとそれを許していた三重県と三重県議会の責任を改めて問いたいと思いました。
本当に安心できる日が来るのはいつなのか、その日が1日でも早くなるように監視を続けていきたいと思います。
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