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【05.11.18】講師も知らない情報が次々と 亀山の戦争遺跡を学ぶ
亀山九条の会、初の学習会に30人を超える人が参加
小泉、ブッシュ会談がありましたが、中国や韓国に対しては靖国参拝のように自分の考えを押しつけ、理解しない方が悪いといわんばかりの態度ですが、アメリカが相手だと何と卑屈な姿勢になるのか、あきれます。
日本中にアメリカの基地があり、その再編、強化でそれぞれの自治体の首長が反対の声をあげているのに、日本の首相がそれを代弁するどころかアメリカの立場で発言するという何とも従属的な姿勢です。
戦後60年が経ってもこの自民党の政権の卑屈さは変わりません。
さて、昨夜は亀山九条の会が発足後、第1回の学習会を開き、30人を超える人が参加しました。テーマは「亀山にもあった戦争遺跡」で、こうした調査に取り組んでいる岩脇彰さん(西小教諭、三重県歴史教育者協議会会員)が話をしてくれました。
次はぜひ戦争遺跡をめぐる企画を
岩脇さんは、能褒野にあった北伊勢飛行場、辺法寺や野登にあった地下工場、さらに関町にある多くの地下壕とその中につくられた工場、太岡寺から白木にかけてあった弾薬庫、そして阿野田の国鉄列車の銃撃事件などをさまざまな情報や資料を基に話して頂きました。
話の後、参加者から当時のさまざまな情報が寄せられ、岩脇さんもはじめて聞く話もありました。
岩脇さんは、戦争体験を持つ人にぜひ、「個人史を書いて欲しい」と呼びかけました。
参加者からは、「ぜひ戦争遺跡をめぐる企画を」という声が出され、この冬の間に取り組むことが確認されました。
(その後、私の方から「知らない間にすすむ国民保護計画」という報告をしましたが、これについては後日、掲載します。)
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