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【05.11.06】問われる三重県の人権感覚 党地方議員団で県交渉

来年度予算と県政への要望書を県知事に提出

県交渉の様子(手前が県側、向こう側が党側)昨日は6日告示、13日投票のいなべ市議選の応援に行きました。
久しぶりの晴れた土曜日でしたが、大変暑く、ビラを配るのも疲れました。
さて、4日に党三重県委員会と党地方議員団で来年度予算と県政への要望書を県知事に提出し、関係各部局と交渉し、私も参加しました(写真)。

フェロシルト問題については、日を改めて申し入れすることに

フェロシルト交渉では、30人以下学級の全学年への普及や介護保険改悪に伴う介護現場の実態調査と独自の軽減策の実施、障害者医療費など福祉医療助成制度の対象枠の拡大などを要求しました。
また、アスベスト対策の強化やRDFなどの行き詰まったごみ行政の転換を強く求めました。
さらに、4日に石原産業が東海三県のフェロシルトを来年9月末までに回収する計画書を提出したフェロシルト問題については、日を改めて申し入れすることになりました。

見せしめのための色違いの保険証

色の違う2つの保険証交渉の中で批判が集中したのが、国民健康保険問題です。
三重県は、滞納世帯の保険証取り上げが他県と比べて異常に多いのですが、滞納者に渡す短期保険証が県の指導で色を変えていることに強い批判が出されました。
例えば、この色の違う保険証を医療機関で提出すれば、国保税を滞納していることを相手に知らせることになり、人権擁護の面でも個人情報保護の面でも重大な問題です。
私は県の担当者が、医療機関が見るだけなので問題ないかのような発言をしたので、「医療機関だけなら滞納していることがわかってもいいというのか。それが県の人権感覚か」と追及しました。
結局、こうした措置をした経過を調べた上で回答することになりましたが、県の人権感覚には驚きました。
今回の要望については後日、文書で回答するということで交渉を終えました。

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