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【05.10.25】官≠フ監視体制が弱まれば、民≠ヘもうけに走る

フェロシルト 次々に新しい驚くべき事実が明らかになる 

口を開けたざくろの実フェロシルト問題が毎日のように新聞に載っています。それも次々に新しい驚くべき事実が明らかになります。今朝は、副工場長が「単独でやっていない」と会社ぐるみであることを臭わす証言をしていることや、『逆有償』という形でリサイクル商品として販売するどころか、廃棄物として処理してもらうために業者にお金を支払っていたことなどが明らかになってきています。
先日、石原産業と会った際に、県の抜き打ち検査の前にはきちんとした工程に戻して対応していたという話がありました。石原産業の対応もひどいですが、県も抜き打ち検査なら事前に通告をしていては、「抜き打ち」になりません。
警察が泥棒に「今からつかまえにいくぞ」といっているようなものです。

“官”をしっかりさせ、官の“民”に対する監視体制を強めることが必要

まちで見つけた花小泉首相は、総選挙で「官から民へ」と叫びましたが、今度の“犯罪”はまさに“民”の犯罪です。この犯罪から学ぶことは、“官”をしっかりさせ、官の“民”に対する監視体制を強めることではないでしょうか。
四日市公害や先日のJR西日本の大惨事ではっきりしたように、企業は官の監視が弱まれば利益優先≠ノ走るものなのです。
何でもかんでも民に任せて官が関与を少なくすればいいということではないことがはっきりしました。

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