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【05.10.14】指摘した通りだった フェロシルト

書類送検された森議長が17日に態度表明(辞任?)

四日市市の現場のフェロシルト今朝の新聞各紙には、亀山の記事がたくさんありました。書類送検された森議長が17日に態度表明(辞任?)すること、また、小学校の先生が車上荒らしに遇い、パソコンを盗まれたこと、そしてフェロシルト問題で石原産業が「産業廃棄物」を混ぜていたことなどです。
今日はそのうちのフェロシルト問題についてです。
今回の石原産業の発表は、三重県からリサイクル製品の認定を受ける際に申請していた工程とは異なる方法で、製造していたというものです。
この問題については、石原産業が県に偽のサンプルを提出していたことが明らかになった時に、9月27日の「活動日誌」に次のように書きました。
『汚染原因究明のために、県が設置した検討委員会では、サンプルのクロム成分量が埋め立て現場のフェロシルトに比べ、極端に少ないことが問題になっていました。
この問題では、日本共産党が当初からサンプルとは別に実際に埋め立てられたフェロシルトには、産業廃棄物のアイアンクレーを大量に混入させている疑いを強く指摘していました。』
まさにこの指摘通りのことが行われていたわけです。

国や県の対応がどうだったのか、この点も大いに問われなければならない

まちで見かけたキンモクセイ13日付朝日新聞では、『(石原産業は)60億円以上の産廃処理費を節約した勘定になる』と指摘しています。
また、今朝の新聞各紙は、桑名市の施行現場で石原産業が自主回収を始めると報道しています(県内でははじめて)。また、県は「全量をすみやかに撤去するよう、会社側を指導していきたい」(中日新聞)としています。
日本共産党三重県委員会は、13日、野呂知事宛の「早期解決を求める申し入れ」を出しました。
企業の活動は、石原産業に限らず行政の監視や規制が弱いともうけ優先に走ってしまいます。その意味で、国や県の対応がどうだったのか、この点も大いに問われなければなりません。
さらに、これだけ問題になっても県議会では、ほとんど問題になりません。
県議会に日本共産党議員がいないことの重大さを改めて痛感しています。

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