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【05.10.06】貯金がなくなっていくのに、リニア基金は続けるのか
財政調整基金(貯金) 19年度末にはなくなる予想
巨人の監督に原辰徳さんが就任しました。原辰徳さんには思い出があります。
私が津市役所へ入った昭和50(1975)年、三重国体があり、当時、東海大相模高校のスター選手だった原選手が国体出場のため、津に来たのです。
私は津駅の案内所にいましたので、原選手が到着する近鉄津駅のホームで、押しかけるファンを規制する仕事をやりました。
巨人は好きではないのですが、あれ以来、原選手(監督)を応援しています。
さて、9月議会では、昨年度の決算が審議されましたが、その中で、基金(いわゆる貯金)が問題になりました。
1つは財政調整基金ですが、平成16年度末に38億円(その後、今年の9月末には約41億円)ほどあったのが、17年度(今年度)に約19億円取り崩し、17年度末には22億円になる見込みです。その後、シャープへの奨励金の支出で来年度以降、年間10億円ずつ取り崩し、予算を組んでいく見込みです。
つまり、19年度末には貯金がなくなる予想なのです。
これはシャープへの奨励金の支出が大きく、その分、貯金を崩さないと予算が組めないという状況なのです。
リニア基金 17年度末には9億5000万円に達します
その一方で、実現の見通しのないリニア中央新幹線亀山駅誘致のためのリニア基金がさらに5000万円積み増しされ、17年度末には9億5000万円に達します。
貯金がなくなり、市民サービスも切りつめなければならなくなるという財政状況で、なぜ、リニアだけ積み立てを増やすのか、市民が納得するはずがありません。
党市議団は、このリニア基金の積み立てやシャープへの奨励金の支出を含む一般会計決算の認定には反対しました。
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