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【05.09.16】人口が増えるだけでは定住につながらない 9月議会議案質疑

アパートが増え、人口が増えれば定住がすすむのか?

シャープ亀山第2工場の建設現場我が家の二男が9月12日に20歳になりました。ところが総選挙の投票日が11日のため、1日違いで選挙権がないと思っていたところ、選管から入場券が届き、びっくりして問い合わせました。
選管の返事は、投票日の翌日生まれまでが対象となるので二男には選挙権があるということでした。もちろん、二男は投票に行きましたが、翌日まで対象になるとは意外でした(正確に言えば12日には20歳と1日になるので、11日で丸20年)。
今日は9月議会の議案質疑が行われ、私は誘致企業の従業員向けのアパート建設で固定資産税を半額にする補助制度の3年間延長についてただしました。
市の答弁はアパートが増え、人口が増えているので市がすすめる「定住化」がすすんでいるという趣旨でしたが、中身をみるとそんな簡単なものではありません。

新市まちづくり計画と無秩序にアパート建設することは明らかに矛盾

まちで見つけた花例えば、この2年ほどの間に人口が800人増えましたが、そのうちの3割(240人)が外国人です。外国人が定住するという期待は、あまり持てません。
また、誘致企業の労働者の多くが派遣・業務請負という不安定雇用のため、勤務期間が短く(市も半年または1年と答弁)、定住にはつながりにくいという問題もあります。
私は市が定住化をすすめようとしても肝心の企業の雇用形態が今のような派遣・業務請負や外国人が多い状態では、定住はすすまず、アパート建設を推進しても狙い通りにはならないことを指摘しました。
さらに、新市まちづくり計画の旧東海道の町並みを保存していくことと無秩序にアパート建設を推進することは明らかに矛盾することも指摘しました。
私の指摘に対して小坂助役は、景観法に基づくまちづくり計画を早く検討していきたいと答弁しました。

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