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【05.06.18】憲法に自衛隊を書き込むとアメリカといっしょに戦争をする国になる
亀山「9条の会」準備会で成澤先生を迎え憲法学習会
亀山9条の会(仮称)が結成に向けてすすんでいますが、今晩、呼びかけ人だけでなく、市民の方にも参加いただき、憲法9条の学習会を行い、30人を超える人が参加しました。
講師には三重短期大学で憲法を教えている成澤孝人先生です。先生は若手の憲法学者の1人で非常に熱っぽく語ってくれました。
私は妻と二人の息子と一緒に参加しました。講演の中で、現在ある自衛隊をそのまま憲法に書き込むだけで今と変わらないという改憲論者の言い分がいかにでたらめで、危険なものか、よくわかりました。
集団的自衛権は認められていない
つまり、自衛隊を憲法に書き込むということは、現在の憲法9条では認められない集団的自衛権(つまり日本と密接な関係にあるアメリカが攻撃を受けた場合、日本が攻撃されていないのに、反撃できる)を認め、アメリカの行う戦争に協力できる憲法にするということなのです。
これまで政府は、個別自衛権(日本が攻撃された場合のみ、反撃すること)はあるが、集団的自衛権は認められていないとしてきました。つまり、日本が攻撃されない限り自衛隊が動くことはないということです。
ところが、イラク戦争のように、日本が攻撃されたわけではないのに、海外に自衛隊を送るということは、もう説明がつかないのです。
そのため、憲法を変えようというのが狙いですから、戦争をするための体制づくりなのです。
戦争をしない、させないという立場の人はぜひ、憲法9条を変えるな!という運動にいっしょに参加してください。
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