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【05.05.08】「ガイアの夜明け」が若者の雇用問題を取り上げた

シャープ亀山工場も4〜5分登場 私も少しですが出ました

シャープ亀山工場5月3日に放映されたテレビ東京(この地方ではテレビ愛知)の「ガイアの夜明け」という番組で『ボクたちが働かない理由』というタイトルでニートの問題やその背景にある企業の雇用問題を取り上げました。
ニートとはNot In Education Employment or Trainingの略で就職も進学もしない若者達のことを指し、内閣府によれば全国で85万人に達したと推計されています。
こうした事態が続けば、日本経済の活力をさらに損なう不安材料になるとして国も若者雇用対策として370億円を今年度予算に盛り込みました。

若者達は現在の日本社会の犠牲者かもしれない

シャープ亀山工場(正門)番組ではこうした若者をめぐる状況は、若者の単なる“甘え”と切り捨てられない、日本社会の厳しい現実があるとし、その典型例としてシャープ亀山工場で働く労働者の7割が派遣・請負である実態を紹介しました。
私はインタビューの中で、「亀山市が定住をめざし企業誘致したのに、7割が派遣や請負という不安定な雇用では、定住はすすまない」ことを指摘しました。
番組では最後に、「若者達は現在の日本社会の犠牲者かもしれない」と締めくくっていたのが印象的でした。

番組を見た方からメールやFAXをたくさんいただきました

市内に多く建てられているワンルームマンション番組を見た方からメールやFAXをたくさんいただきましたので、一部を紹介します。
「シャープの実体が見えました。働く人に青森の人がいるなんて!45億円は誰のため、何のため、亀山にはどんな効果があるの?」、「シャープも含めて今の日本企業が派遣・請負社員の力に大きく依存していることがよくわかりました」、「現状でのリストラで職探しで大変な方とフリーター、そして職に就かない方が多数いる現実に対して、様々な人が支え努力している様子がよくわかりました」

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