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【05.04.28】シャープ決算 2年連続で過去最高を更新
厳しい労働条件 労働者の犠牲で成り立つもうけ
シャープの平成16年度(平成16年4月1日〜17年3月31日)の決算が発表され、売上高で12.5%増の2兆5,398億円と2年連続で過去最高を更新しました。
営業利益は、24.1%増の1,510億円、営業利益率は5.9%となり、前年度を0.5%上回りました。
経常利益、当期純利益とも2年連続で過去最高を更新しました。
こうしたもうけは、派遣・請負といった低賃金で不安定な労働者を多く使うことで成り立っています。労働者は生活を維持することすら難しい中で、大企業だけが過去最高の利益を上げる−こうした構図は日本の経済の特徴になっています。
今こそ、こうした利益を社会に還元させるために大企業の税負担を適正なものに改めることや、正規雇用を増やし、労働者の雇用を守ることが求められます。
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