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【05.03.29】シャープへの奨励金 社内異動まで新規雇用とはおかしい
従業員950人の大半は天理などからの社内異動
昨日は予算特別委員会の2日目でした。新年度予算案にシャープへの奨励金が12億円計上されています。
この奨励金は、産業振興条例に基づくものでシャープへの45億円は、「投下固定資産総額が600億円以上かつ新規雇用者数が300人以上である事業所の新設、増設を行う事業者」に該当し交付されるものです。
そこでこのうち、「新規雇用者数が300人以上」の要件がどうなっているのか、ただしました。市の答弁は現在、950人の雇用があり要件を満たしているというものでした。しかし、この950人の大半は天理などからの社内異動であり、本来の新規雇用ではありません。
私は新たに雇用が生まれるからこそ奨励金を出すのであり、新規雇用に社内異動を含めるのは、おかしいと指摘しましたが、市の見解とは平行線のままでした。
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