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【05.03.22】安い薬(後発品)の採用、市立医療センターでも増えている
新薬と効果は同じで値段が新薬の4〜8割
「後発品」(ジェネリック)という名前を聞いたことがありますか?
これは新薬(先発品)の特許が切れた後に、同じ成分でつくられる医薬品のことです。
ジェネリックは開発費が必要ない分、安価なため患者さんの医療費負担も少なくてすみます。
欧米では数量の50%近くを占めていますが、日本ではわずか10%程度です。
日本の薬価は欧米に比べて1.5倍〜3倍とかなり高いのが実態で、その大きな要因は新薬が大量に使われていることです。
日本共産党はこれまで、国会で新薬偏重の高薬価構造にメスを入れ、医療費の値上げを抑え、国民負担を減らすように求めてきました。
亀山市立医療センターでも後発品が増えている
私も数年前から市立医療センターで「後発品」を使うように求めてきましたが、先日、医療センター事務局から「後発品」の採用が増えてきており、現在、839品目中、37品目(4.4%)がこの「後発品」だという説明を受けました。
まだまだ少ないのですが、今後も「後発品」を増やすように求めていきます。
参考に北海道保健福祉部調べの都道府県立病院での「後発品」の採用状況は、全国平均で後発品採用比率は5%程度となっています(3月7日 「しんぶん赤旗」より)。
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