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【05.02.24】派遣社員(労働者)が5年で2.6倍に
9割が6ヶ月未満の派遣契約
今、大企業を中心にすすんでいる派遣社員の増加ですが、厚生労働省が18日に発表した労働者派遣事業の2003年度事業報告書によると、その数は236万人(前年度比10.9%増)となり、5年間で2.6倍に増えています。
同事業の売上高は、2兆3600億円(前年度比5.1%増)で過去最高となっています。
派遣労働者のうち、派遣会社に登録し派遣先で仕事をする時だけ雇用される「登録型」が、198万7000人で大半を占めました。
また、派遣の期間は、「登録型」を含む一般労働者派遣事業では、3ヶ月未満が68.4%で、6ヶ月未満は全体の約9割に達しています。
企業にとっては都合のいい雇用ですが、若者を使い捨てにし、技能を継承させられないため日本経済にとっては、長い目で見るとマイナスでしかありません。
早急な改善が求められます。
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