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【05.02.19】新春のつどい≠ナ話しました その後、商工会議所と懇談
シャープ誘致後の亀山市の変化
今日は党亀山市後援会の新春のつどいが開かれ、50人近い人が参加していただきました。
私は市政報告としてシャープ誘致後の亀山でどんな変化が起きているのかを報告しました。
例えば目に見えるものでは、タクシー会社の増加、ホテルの増加、24時間営業の大型店の相次ぐ進出などが目につきます。
これらに共通しているのは、大手企業がビジネスチャンスとばかりに進出してきている一方で地元企業が大変苦況に立たされていることです。
また、人口増もいわれていますが、この2年間に約800人が増え、その約3割が外国人だという点です。シャープなどが外国人を雇用しているために、亀山市での増加は著しく、県下の市で総人口に占める外国人の割合が1番となっています。
さらに、シャープの求めに応じて次々と建てられているワンルームマンションは平成12年当時に50室しかなかったのが、平成16年には1,288室(建築確認申請の数)にまで急速に増えています。
そのほか、財政面でシャープに45億円を奨励金として交付する間は、財政運営が厳しくなることや税収増により交付税の不交付団体になる可能性も大きくなってきています。
10人中6人が選んだ心あたたまる福祉のまち
こうした変化が出ているのですが、市民が求めるまちの姿はどんなものでしょうか。
新市まちづくり計画に「市民からの声」が載っていますが、市民が求めるまちづくりは10人中6人が選んだ「心あたたまる福祉のまち」です。
つまり、「住み慣れた地域で誰もが健康で生きがいを持って暮らせるよう、高齢者や障害者、子ども達を地域で支える」「心あたたまる福祉のまち」を求めているのです。
2番目に多かったのが鈴鹿川や里山などの自然資源を生かした「豊かな自然とともに生きるまち」で、約4割ありました。
私はこうした声を生かして誰もが安心して暮らせる福祉のまちづくりを市の施策の中心に据えるべきだと訴えました。
亀山商工会議所と有意義な懇談
新春のつどいのあと、講演していただいた瀬古ゆき子前衆議院議員と萩原前県会議員、そして小川議員と私の4人で亀山商工会議所を訪問し、長田会頭と懇談を行いました。
当日は、休みの日にもかかわらず会頭と山本専務が対応していただきました。
懇談ではシャープ誘致後の亀山市での様々な問題や大型店の進出に対する規制の問題などが話し合われました。
長田会頭からは、政府のすすめる規制緩和が大企業に有利になっていることや空き店舗が多くなっている商店街を活性化するために、住宅や人の集まる公共施設が必要なことが語られ、1時間でしたが有意義な懇談ができました。
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