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【05.02.10】シャープに続き、東芝にも10億円の補助金 三重県の来年度予算
「道路などハード優先」、「基金底見えがけっぷち」と新聞各紙が論評
三重県の来年度予算が発表され、新聞各紙が大きく取り上げています。
朝日新聞は、「財政、深刻化の一途」、「道路などハード優先」と書き、中日新聞は、「国直轄道路整備に過去最高額−ぬぐえぬ時期尚早感」と書いています。
また、赤旗日刊紙は、「借金で大型事業さらに」、「少人数学級など前進も」と書いています。特に赤旗は、投資的経費(建設事業費や災害復旧事業費など)が8.1%増え、県民に比較的身近な県単独公共事業(国の補助がない事業)は減額され、市町村合併を支援する直轄道路事業や高速道路網関連事業などが増額されていると指摘しています。
長良川河口堰や東芝への補助金など問題のある支出も
さらに、長良川河口堰関連などの無駄使いの温存やシャープへの90億円に続く東芝への10億円の補助金など大企業奉仕も目立ちます。
ただ、私達が要求してきた少人数学級については、中学1年生で新たに35人学級が実施されることになり、前進面もあります。
総じてくらしや福祉より道路など公共事業を優先する従来型の予算であり、あまり評価できません。
なお、亀山市の予算案は22日に議会に説明される予定です。
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