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【05.01.22】NHKは問題の本質から目をそらそうと躍起になっている
政治家が番組内容に口を出し、その後NHKが内容変更したことが問われている
ここ数日、NHKと朝日新聞の「番組かいざん」問題でのやりとりが取り上げられています。
特にNHKがここ数日、公共の電波を使って朝日新聞の取材方法に問題があるということを盛んに流しているので、「どっちもどっち」という声もあります。
しかし見逃してはならないのは、ことの本質です。
今朝の朝日新聞社説でも指摘していますが、双方が争っていないことだけを見ても問題ははっきりしています。
それは番組の放送前にHNK幹部が安倍氏に会い、番組の説明をしたこと、その後NHKが44分の番組を40分にまで削ったことです。
事前に政治家に番組の説明をすること自体が異常だ
NHKの幹部はこうしたことに対して、反省するどころか放送前の番組を議員に説明するのは通常業務の範囲であり、「当然のこと」と言うに到ってはその感覚にはあきれてしまいます。
こうしたことが日常的に行われ、通常業務の範囲であると言うのならNHKは公共放送ではなく、自民党の宣伝機関でしかないことになります。
自民党の気に入る番組しか放送できないのなら、受信料は払いたくないと言うのは当然ではないでしょうか。
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