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【05.01.20】北海道新聞がシャープ問題で亀山市を紹介
地方のまちが企業誘致で何が得られるのかを問いかけている
昨年12月に北海道新聞から取材があったことは、このHPでも紹介しました。
今日、その記事が掲載された新聞が北海道新聞から届きました。この新聞は、北海道新聞日曜版で1月16日号の1〜2面にかけて記事が載っています。
内容は1面に亀山市がシャープを誘致するに至った経緯や操業開始までの取り組みなどが紹介されています。
2面では、主にこの誘致が亀山にもたらした様々な影響をいろいろな角度から紹介しています。例えばタクシー会社は3社から6社に増えたが、地元の会社は競争の激化でかえってお客さんが減っていることや既存の商店街が新たな大型店の進出で危機感を募らせていることなどが紹介されています。
外国人労働者に支えられているのが実態
また、シャープなどで働く外国人労働者を取材しその労働や生活、そしてこうした人達を支えるボランティアの人達の活動も紹介しています。
「あとがき」では、知名度は上がったが商工関係者からは「期待はずれ」との声が聞かれることや亀山工場と関連会社で3,000人が働いているが、そのうち7割が派遣や請負労働者であること、さらに地元からの採用がごく少数にとどまっていることなどが指摘されています。
最後に「この21世紀、地方のマチは、企業誘致に何を期待し、何を得られるのか。そんなことを、あらためて考えたくなった」と締めくくっています。
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