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【05.01.07】亀山市50年の歴史に幕 閉市式が行われる
11日には開市式を行い、新亀山市がスタート
昭和29(1954)年にスタートした亀山市。1月11日の関町との合併で50年にわたる歴史が終わります。
私が生まれたのは昭和27(1952)年で、その2年後に市になりました。その後、50年間、国鉄のまちとして、そして旧東海道の宿場があった歴史と文化のまちとして親しまれてきました。名前は残るとはいえ、その市がなくなるのですから寂しい気持ちです。
どんなまちをめざすのか、市民の思いは?
式典で田中市長は、亀山は古くから交通の要衝としてさかえ、今は第2名神高速自動車道の建設、シャープなど新たな企業の進出、さらにリニア新幹線駅誘致など新たな国土軸をつくるという話をされましたが、市民生活の話はありませんでした。
どんなに高速道路が整備されても、大きな企業が進出してもそこに住む人が経済的に厳しく、日々の暮らしに追われていてはいい政治とはいえません。
厳しい生活の中で国民の納めた税金が大企業や大型公共事業に使われ、国民が貧しい生活をしているという日本の姿は、もう改める時期にきているのではないでしょうか。
新亀山市のスタートにあたり、これからどんなまちにするのか、考えさせられる1日でした。
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