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【04.12.15】高額退職金 市民感覚が理解できない田中市長
高すぎる退職金も見直しの意思なし
今日は一般質問で高すぎる三役などの退職金を取り上げ、引き下げるように求めましたが、市長は他市などと比較しても高くないという理由で見直しの意思を示しませんでした。
1月11日の合併に伴い、市長など三役は退職するわけですが、その退職金が市長の場合、在職2年で900万円になります。任期満了(4年)の場合は1,800万円にもなります。
今回この問題を取り上げたのは、全国の首長の退職金の水準が高すぎるので他市と比べて問題がなくても、市民の理解が得られないからです。
東京都の調査で中小企業で約40年勤めた人でも1,100万円〜1,200万円程度だといわれています。それが市長ならたった2年で900万円も受け取るのですから納得できません(追記:市長は給料とボーナスで年間1,700万円の収入がある)。
鈴鹿市長は引き下げを検討
この問題では、日本共産党の石田鈴鹿市議が6月議会で退職金の引き下げを迫り、鈴鹿市長は引き下げを検討すると答弁しました。
現在、鈴鹿市長と亀山市長の退職金の差は325万円なので、鈴鹿市の引き下げ幅によっては鈴鹿市長と亀山市長が逆転することもあり得るわけです。
この点をただすと、さすがに市長も「鈴鹿市の動向は見守る」と答弁せざるを得ませんでした。
市民感覚が理解できない市長に市民のくらしが理解できるのか、大いに疑問です。
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