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【04.12.10】小泉さんはアメリカがいいと言うまで「イラクは非戦闘地域」なのですね

イラク派兵延長はまったく道理なし

イラク戦争に反対する行動(赤旗より)政府は臨時閣議でイラク特措法に基づく自衛隊派兵の「基本計画」を変更し、国民多数の反対世論を無視して1年延長を決めました。
この基本計画に「必要な措置」という文を入れ、撤退もあり得ることを小泉さんも認めています。つまりそれだけ状況が悪化しているということなのです。
もともと戦争の「大義」とされた大量破壊兵器は見つからず、アメリカが勝手に起こした侵略戦争であること、また、ファルージャでの住民への無差別攻撃などでイラク情勢がより悪化していること、さらにサマワを「非戦闘地域」としてきた政府の説明が根底から崩れたことなど、撤退以外にないというのが現状です。

国際協調というが国連加盟191カ国中、派兵継続は20カ国しかない

平和な日本でこそ見られる美しい紅葉小泉さんは派兵延長の理由に「国際協調」をあげていますが、現在イラクへの派兵継続を決めているのは国連加盟191カ国中20カ国しかありません。
主要な国で見てもアメリカ、イギリス、イタリア、日本、韓国、オーストラリアぐらいで、ロシア、中国、フランス、ドイツ、カナダ、スペイン、ポルトガルなどの国は派兵していないかすでに撤退、又は撤退を表明しています。
つまりアメリカと同盟関係にある国だけがアメリカの顔色をみて派兵を続けているのです。
戦後60年近く経つのに未だにアメリカいいなりの政治を続ける日本、本当にこれでいいのでしょうか?

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