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【04.11.26】教育基金を活用して学校図書室へクーラー設置の案が示される
12月議会に議案が出され審議され、決められる
11月9日に議会教育民生委員会の協議会が開かれ、何人かの方々からいただいた寄付などで積み立てられている教育基金2,400万円の活用方法が市から示されました。
この基金については、西小学校改築工事の予算と合わせて西小の備品を購入するために2,000万円を取り崩すという提案が以前にされました。
これに対して議会側から「この基金は1学校に使うのではなく、市内の学校全体で活用するのが寄付者の意向に沿った使い方だ」という意見が多く出され、この2,000万円が執行保留になっていました。
今回、残りの基金400万円と一般財源1,580万円を追加し、3,980万円の予算で市内小中学校の図書室に空調機を設置するという提案が市教育委員会からされました。
この基金の取り崩しや予算については、12月議会で審議された上で決定されます。
1冊の本との出会いがその人の人生を変えることもある
これは改築される西小学校には図書室とパソコンの使える部屋として「メディアセンター」がつくられ、空調機が設置されるため他の小中学校にも同じ空調機の設置が必要ということで考えられたものです。
こうした施設の整備にはお金がかかりますが、どれだけいい図書をそろえても読書できる環境にしないと子ども達が読書をすることにつながりません。
こうした環境の中で子ども達が「1冊の本」との出会いが生まれ、その人生に大きな影響を与えることができれば安いものです。
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