<< 活動日誌の目次に戻る
【04.11.11】亀山市は壊すばかりで、住宅政策がない
平成12年度と比較すると27戸、6.5%の減
最近、市営住宅の申し込みの相談が増えています。今の市民生活の反映で、経済的に大変厳しくなっている家庭が増えています。
ところが亀山市は、古くなった市営住宅を壊すだけで、新設はおろか建て替えもやろうとしません。そのため市の管理戸数はここ数年、どんどん減っています。
平成12年度に410戸だったのが、13年度に402戸、14年度に398戸、15年度に385戸、そして今年度は383戸となり、平成12年度と比較すると27戸、6.5%の減です。
市営住宅の応募状況は鉄筋建てで約8倍の競争率
私達共産党議員団がこの点をただすと市は、「民間のアパートで対応できる」、「民間に任せる」と答えます。しかし、ここ3年間、市営住宅の応募状況は鉄筋建てで約8倍の競争率です。
昨年度も9戸の募集に対して69人が応募し、倍率は7.7倍でした。つまり市がいうように、民間だけでは充足していないのです。
さらに市は市営住宅を問われると、「民間に任せる」といいながらシャープの「ワンルームマンションが必要」という要請には、民間任せにせずアパート建設に固定資産税の減免までして促進しているのです。
今の田中市政は、シャープ向けのアパートのような民間がやることに市が補助を出し、市営住宅の充実という市がやるべきことはやらないという「逆立ち政治」そのものです。
<< 活動日誌の目次に戻る