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【04.10.20】千葉県茂原市から視察に 党議員間で交流

日立と松下電器、東芝が共同で液晶パネルを生産へ

亀山市役所の玄関昨日、千葉県茂原(もばら)市から党市議と隣接する長南町などから党議員が視察に訪れ、亀山の党市議団で対応しました。
茂原市は外房総、九十九里地域の中心都市で、人口95,000人、面積100㎢のまちです。
ここは古くから日立の城下町であったところですが、最近、この日立と松下電器、東芝が共同で液晶パネルを生産することになり、その工場を茂原市に増設する計画が発表されました。
そこでこの工場の増設でどういう問題がでるのかなどを調べるために、先にシャープの液晶工場ができた亀山市を視察することになったとのことでした。

お金に糸目をつけず、35世帯すべて立ち退かす

キンモクセイの花新聞報道などによれば、日立製作所と松下電器産業、東芝の電機大手3社は8月31日、薄型テレビ用の大型液晶パネルを共同で生産することで正式合意したと発表しました。
現在、この3社は液晶パネルを内外メーカーに依存していますが、自ら生産に乗り出すことになったわけです。
ここもシャープと同様に工場の稼働までの時間を最大限短縮する方向で動いています。
話のなかで一番驚いたのが工場が増設される地域でこの増設に批判の声が出たのでその地域全体(35世帯)を12億円を使って立ち退かせることにしたという話です。
つまり、この地域の人達と交渉をしていては時間がかかるので、お金に糸目をつけずすべて立ち退かすことで早期に解決しようとしたのです。
シャープでもそうでしたが、とにかく時間との勝負であらゆる方法を使って早く操業しようとする企業の姿勢は共通のものです。
こうしたすすめ方は必ず、どこかかでムリが生じてくるはずです。
いろいろといい勉強になりました。

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