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【04.10.15】下水道財政は危機的 年間事業費の5倍の借金残高
昨年15年度末で借金残高が58億円に達している
下水道事業がすすんできていますが、その財政状況は危機的です。
下水道事業は公共下水道事業(関町から楠町までの流域での広域下水道事業)と農業集落排水事業(集落単位で処理場をつくり処理する)、それに合併浄化槽の大きく分けて3つの処理方法で事業が行われています。
9月議会の決算審議の中で、このうち公共下水道事業を取り上げ、今後の財政見通しなどをただしました。
市は年間事業費を12億円を限度にしていると答弁しましたが、昨年15年度末で借金残高が58億円に達しています。これは年間事業費の限度額の約5倍の借金です。
市は今後の財政見通しを示していきたいと答弁
借金の残高を年度ごとに見ると、平成10年度末に25億円、11年度末に33億円、12年度末に41億円、13年度末に49億円、14年度末に55億円、15年度末に58億円と年々増加しています。
この事業が大半を借金でやらざるを得ないという事情もありますが、際限なく借金に頼る訳にはいきません。
私は今後の財政見通しと借金の限度を決めないのかという点をただしました。
それに対して市は、今後の財政見通しを示していきたいと答弁しました。
下水道事業は必要な事業ですが、財政見通しをもった上ですすめるべきです。
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