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【04.10.07】軍事行動に市民を慣れさせるのが目的か?
自衛隊富士学校が亀山市内で地図判読などの行動
先日、関係地域の自治会長宛に市長名で「陸上自衛隊富士学校教育の実施に伴う教官事前偵察について」という文書が届けられました。
内容は12月に実施する富士学校の学生教育活動(内容は不明)の事前偵察(車両及び徒歩による地図判読、地形研究)を10月中旬頃と11月上旬にその教官などが行うというものです。
実施される地域は、国道1号線周辺の田村町、みどり町、井田川町一帯と国道306号線沿いの太森町、長明寺町、能褒野町、川崎町、亀田町、椿世町一帯となっています。
背景に憲法の改悪やアメリカの戦争に参加する動きがある
こうした動きに対して昨日、党市議団は市に、@事前の偵察を含めた歩行訓練をやめること、A今回の訓練の目的、規模、実施内容、服装及び装備などを明らかにすること、B市街地など駐屯地及び演習場以外での演習は、今後一切行わないよう市として申し入れることの3点を申し入れしました。
こうした動きは憲法改悪の動きやイラクへの自衛隊派遣などアメリカとともに海外で軍事行動できるようにしようという小泉政権の思惑が背景にあり、大変危険なものです。
今回のように市民の生活の場で自衛隊が軍事行動をすることで、こうした軍事行動に市民を慣れさせようというのが狙いだと見るべきです。
最近、人の命があまりにも軽んじられる事件が多い中、人を殺すことを仕事とする部隊がこうした行動をすることは大変重大な問題を含んでおり、見過ごすことのできない問題です。
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