<< 活動日誌の目次に戻る

【04.09.29】国保世帯の4分の3は所得が200万円以下

決算特別委員会で国保の実態を指摘

亀山市役所の正面玄関27日、28日と2日間にわたり決算特別委員会が開かれ、委員の一人として参加しました。私は国民健康保険特別会計の決算で国保世帯の所得が低く、全体の4分の3の世帯が年間所得200万円以下であることを明らかにしました。
市民課からの聞き取りで所得のない世帯が24.8%、100万円以下の世帯が23.1%、100万円を超え200万円以下の世帯が27.2%あり、これらを合計すると200万円以下の世帯が全体の75.1%に達します。
こうした世帯に高い保険税がかかるのですから、払えない世帯が出るのは容易に理解できます。

払いたくても払えない世帯に減免制度を

コスモスの花憲法25条で「健康で文化的な最低限度の生活」を国民に保障しています。そしてそれを具体化したのが生活保護法であり、この生活保護費からは税金も保険料も徴収されません。国が決めた「最低限度の生活」ができなくなるからです。
ところが国保世帯の所得をみると、この生活保護基準以下の世帯があり、その世帯にも高い保険税がかかっています。
私はこの生活保護基準を1つのものさしにして、市独自でつくることができる「申請減免」の制度をつくり、頑張って働きながらも国保税が払えない世帯に対して減免するように強く求めました(こうした減免制度をつくっているのは県内で四日市市、鈴鹿市、伊勢市、津市、上野市の5市です−市民課調べ)。

<< 活動日誌の目次に戻る

 ご意見、ご感想をお寄せください。

このページの先頭に戻る

最新情報は亀山市議団のサイトで