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【04.09.22】まったく納得できない水道課長の答弁
使用者に責任がないことは認めながら減額しないのはおかしい
昨日、産業建設委員会があり、17日の本会議一般質問で取り上げた「水道の濁り」を再度、質問しました。
私は水道メーターを通ったものは濁り水でもすべて料金請求の対象になること、今回の濁りは事前に水道課から「濁っているので使わないように」という指示がない中で起きたことで、使用者にはまったく責任がないことなどを指摘し、濁り水で起きた洗濯物の被害に対する補償や濁りで使えずに捨ててしまった分の水道料金の減額を求めました。
ところが水道課長は、今回の濁りによる被害が「使用者には責任がない」ことは認めながら、濁った水まで請求することについては「過去に濁り水でそうしたこと(補償や減額)をしていないので今回、それをやればこれまでの人と不平等な扱いになる」という理由でやらないというのです。
市の「平等」、「公平」論はおかしい
この答弁は大変おかしな答弁です。市が新たに実施する施策は、さかのぼって適用しない限り、それまでの実施していない人との間で必ず「不平等」は出るものです。
水道課自身、家庭内で起きた地下漏水に対してそれまで減額措置をやっていなかったのを他市にあわせてようやく実施することにしたという経緯があります。
これもその制度ができる前とできたあとでは「不平等」が生じることになりますが、この点を問われると「濁りと地下漏水とは違う」という答えにならない答弁を平気でするのです。
私はこれまでやっていないことでも、必要なことがわかればその時点で改め実施すべきだと求めました。
委員会終了後、同じ委員会に所属する議員から「あんたのいうことは正論だ」「市はおかしい」という声がいくつか聞かれたのも当然のことです。
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