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【04.09.06】地震対策を考えさせられた地震でした
地震計があるところの震度
あなたは地震計がどこにあるのかご存じですか。昨日の午後7時の地震は亀山で震度3でした。これは市役所の北側道路沿いに設置されている地震計が観測したものです。(右の写真)
県内市町村の多くは市役所・役場の近くに設置しているようです。
ただ問題は設置箇所の地盤が固かったり、柔らかかったりしますが、1箇所の観測なので市内の全体の震度を表すことになってしまいます。
同じ地震でも鈴鹿市が震度4で亀山市が震度3というのはそういうことなのかもしれません。(ちなみに桑名市、四日市市も震度3でした)
在日外国人の避難対策が課題に
昨日の地震では市が考えなければならない問題が浮かびあがりました。それは外国人の避難対策です。
今朝の午前1時頃に市役所へ外国人が集まりだし、市職員が「あいあい」へ誘導して大広間を避難所にしたということです。これは南米などから来た外国人が、地震の経験が少ないため(初めての経験の人もいた)怖くなって避難してきたということです。(その数は200人近く)
お互いに携帯電話で連絡を取り合い、「市役所が安全」ということで集まったようです。
「言葉の壁」がある外国人の人達をこうした緊急事態にどう安全に避難させるのか、新たな問題を突きつけられました。
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