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【04.08.19】シャープ亀山工場での業務請負の実態 今週の赤旗日曜版
8月22日号の1面トップで報道
今、アテネで行われているオリンピック。マスコミの報道はオリンピック一色です。
このテレビの「オリンピック特需」で大きなもうけをあげているのがシャープです。特に大型の液晶テレビがよく売れています。
しかし、この製品の生産現場では若者の「使い捨て」ともいえる過酷な労働実態がありました。その亀山工場での実態を赤旗記者が取材し、報道しているのが今週号の赤旗日曜版です。
工場内の4人に3人の労働者が業務請負の社員
詳しい内容はぜひ日曜版をお読みいただきたいのですが、私も取材に同行していろいろなことがわかりました。
特にシャープ亀山工場というけれど、その工場内で働く4人に3人が協力会社と呼ばれる業務請負会社の社員だということです。
これはシャープが生産量にあわせていくらでも労働者を増減できるようにしているためです。
こうした生産では、工場を誘致しても労働者の勤務期間が短く、地域に定住することがあまり期待できないことです(国の調査では平均勤続年数が3年7ヶ月)。
県が90億円、亀山市が45億円を投資しながら、増える雇用は不安定雇用であり、その労働者も定住が難しいとなれば企業のもうけの手助けのための投資にしかならないではないでしょうか。
とにかく、今週の日曜版をぜひお読みください。
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