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【04.08.06】原爆投下の日に民主党岡田発言を考える

どんな理由をつけても戦争で死ぬのは罪のない国民だ

法因寺のさるすべりの木今日は59年前に広島で原爆が投下された日です。原爆被爆者も高齢化し、平均年齢は72歳といいます。
私は戦争というのは、どんな理由をつけようとも一旦始まれば犠牲になるのは、まず子どもや女性、年寄りです。最近のイラクを見ればよくわかります。
平和を考えるこの日、先日、民主党の岡田代表がアメリカで行った発言を考えてみます。

「憲法を改正して海外での武力行使を可能にすべきだ」

まちで見つけた花岡田代表はアメリカで「憲法を改正して海外での武力行使を可能にすべきだ」と発言しました。ご承知の通り、現在の憲法は第9条でこうした海外での武力行使を認めていません。
これではアメリカが納得しないので憲法を変えようというのが、岡田発言であり、自民党の改憲論です。
岡田代表は、テレビの報道ステーションで「(参院選では)自衛隊の(イラク)派遣反対で、本音は今頃武力行使といった。これは後出し(じゃんけん)だと思う」と古館氏に厳しく批判されました。

岡田代表に平和を語る資格はない

広島、長崎の原爆投下は、軍部や一部の指導者が起こした戦争で何の罪もない多くの国民が犠牲になったのです。どんな理由をつけても戦争は絶対にやってはなりません。
だからこそ、広島・長崎の人達は世界から核兵器をなくそう、戦争をなくそうと訴えているのです。そして平和憲法を持つ日本は、武力を行使して戦争するのではなく、最後まで話し合いで解決する努力をすべきなのです。
広島や長崎の人達の思いがわからない岡田代表に平和を語る資格はありません。

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