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【04.08.03】鈴鹿川を昔の姿に戻したい
昔の人達が守り育ててきた鈴鹿川
台風10号がようやく去りましたが、四国地方などでは大きな被害がでています。1日でも早い復旧を願います。
今日、子どもの頃よく遊んだ「大ダム」(野村橋の少し上流)に行きましたが、台風10号の雨で鈴鹿川の水量は随分、回復していました。
子どもの頃は夏休みになるとこの「大ダム」で、もぐったり、魚を捕ったりして遊んだものです。でも、今はそんな光景は見られません。
洪水対策で流れを変えた
ダムの近くに掲示板があり、この川の歴史が書かれています。それによれば鈴鹿川は蛇行が多く、昔から大雨が降ると洪水の起こる川でした。
そのため江戸時代、亀山藩士の生田理左衛門がこの蛇行した流れを山下から野村まで直線にする難工事を行い、現在の流れになったとのことです(右の写真)。
むき出しの岩は削られたことを示している
この掲示板の対岸に岩が見えますが、この岩が直線にするために削られたことを示しています(左の写真で白く見える部分)。
このように昔からこの地域に住む人達は、自然とたたかい、川の流れを変える努力もしてきたわけです。
私達が子どもの頃、この川で遊んだように子ども達がもう一度、遊べる川にすることが私達の役割だということを痛感しました。
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