<< 活動日誌の目次に戻る
【04.07.29】西小改築 なぜ一般競争入札を導入しないのか
臨時市議会で工事請負契約を可決
昨日、臨時市議会が開かれ西小学校改築の建築工事、電気工事の工事請負契約が審議され、可決されました。
本会議での議案質疑では、私を含め4人が質疑し、その多くが一般競争入札を導入しなかった問題や今回、始めて取り入れられた技術提案型の入札の内容やその成果についての質問に集中しました。
私は予定価格の事後公表に基づき、予定価格を公表することや一般競争入札をなぜ導入しなかったのか、また、技術提案が本当に意味のあるものだったのかなどをただしました。
指名競争入札に固執するのはなぜ?
一般競争入札の導入については、国、県をはじめ全国的にすすんできています。
指名競争入札はあらかじめ入札に参加する業者がわかるため、業者間での談合が行われやすい制度となっています。
特に今回のJV(大手企業と地元の企業が共同体を組む)ではどこと組むのかを業者間で話し合う必要があり、談合につながりやすいという批判も多くあります。
こうしたことを背景に全国の自治体では、入札制度の改善をすすめ、一般競争入札の導入に取り組んでいます。現在の市の入札制度はこうした流れに反するもので、指名競争入札になぜか固執しています。
「仮設校舎は扇風機で」にはあきれました
本会議や教育民生委員会の質疑のなかで、改築中に建てられる仮設校舎に冷暖房を設置するように求める意見が多く出されました。
これは、仮設校舎が夏暑く、冬寒いプレハブであること、校舎建設をしながら授業をするために工事の騒音対策で窓を閉める必要があることなどから冷暖房の設置を求めているものです。
これに対して教育委員会は、仮設校舎の室温が何度になるかも把握せずに、「仮設校舎は冷暖房なしで十分対応できる。扇風機は置く」と平気で答弁しました。市長もそこまでは考えていない旨の答弁をしました。
こうした子どもの実態や状況も考えない市の対応には、何人かの議員から批判が出たのは当然です。
<< 活動日誌の目次に戻る