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【04.07.25】憲法で2つの動き アーミテージ発言と9条の会
大きなお世話だ アーミテージ!
「憲法9条は日米同盟関係の妨げの1つになっている」これはアーミテージ米国務副長官の発言です。自民党や民主党がすすめる憲法「改正」の動きがアメリカの戦争に日本を参加させるためのものであることをはっきり示した発言です。
もともと憲法は、その国の国民が決めるものであり、どんな国であれ口出すものではありません。
改憲勢力が「今の憲法は戦後、アメリカに押しつけられたものだから改正が必要」と言ってきましたが(この意見は事実に反しますがここでは触れません)、今回の発言こそ「アメリカの押しつけ」です。
にもかかわらず、政府与党はアメリカに抗議するどころか「良き同盟関係」(小泉首相)と賛美しているのです。
9条の会が発足 世界に輝く憲法9条を守ろう
もう一つの動きは、井上ひさしさん、大江健三郎さん、小田実さんなどが呼びかけた「9条の会」が24日、発足講演会を開いたことです。
この講演会には日本共産党の志位委員長、社民党の福島党首、新社会党の矢田部元参院議員も参加しました。
国会では「改憲」勢力が議席の大半を占めていますが、国民の中では9条を守る声が多数派です。
こうした動きに合わせて日本各地で「9条を守れ」の大運動をいっしょに起こそうではありませんか。
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