<< 活動日誌の目次に戻る
【04.06.06】年金法案強行可決に怒りを覚える
深夜に国会で採決するのなら審議も徹夜でやればいい
本当に腹が立ちます。国民にほとんど支持されていない年金法案が、自民・公明の与党による強行可決で成立しました。
参院厚生労働委員会の審議でも共産党の小池議員や社民党の議員、さらに国会議員として最後の質問となる西川きよし議員の質問権を奪って強行採決をやりました。
その上、一番肝心な採決、討論を国民が眠っている深夜に国会を開いてやるのですから泥棒のような仕事ぶりです。深夜にまで国会をやるのなら、審議こそ徹夜してでもやるべきです。
「百年安心」どころか「百年不安」の内容だ
この法案は「百年安心」などと公明党などが宣伝しましたが、審議すればするほどボロが出て政府も答弁に困ったという代物です。
「給付は減るけれど現役世代の50%を確保する」という政府の説明はウソで、50%が確保されるのは年金を受け取り始めた時だけでその後はどんどん減っていくことが共産党の追及で明らかになりました。
また、「保険料の上限を固定」という政府の説明も名目賃金が上がる分、保険料も上がるということを隠していたことも明らかになりました。
可決はされたが、実施させないために参議院選挙で審判を
残念ながら法案は成立しましたが、参議院選挙でこの法案に正面から反対してきた共産党が伸びれば、実施させない道が開けます。その意味で何としても今度の選挙に勝利しなければなりません。
<< 活動日誌の目次に戻る