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【04.05.18】商店街は地域の文化や伝統の担い手
議会特別委員会と商業団体が懇談会
今日の夜、議会の市活性化特別委員会と商工会議所の商業団体との懇談会が行われ、不況で苦しい商店街の実情が次々に語られました。
本町の商店街では、下水道工事が予定より長引き、バスが通らなくなったため客数が減少し、売り上げが半分になったという声がありました。このままでは「下水道倒産」だというのです。
また、ある人は行政機関が鈴鹿市へ出て行き(保健所など)、東町商店街など中心市街地にあった行政機関(郵便局など)や店舗が旧国道1号線や国道306号線などへ移転するなど、どんどんさびれてきている状況を語りました。
商店街の収益は亀山の中で雇用や消費などに還元される
私は副委員長として最後に、閉会のあいさつをかねて発言し、商店街が果たしている3つの役割として、@市民の生活に必要なものを提供して、くらしを支えている、A「亀山大市」や「納涼会」など地域の文化や伝統を支えている、B量販店などの大型店は、店の売り上げが地域外の本部に吸い上げられるのに対して、商店街での買い物は、その収益が亀山の中で雇用や消費などに還元(再投資)され、地域内部で循環するお金の流れをつくり、その地域の持続的発展に大きく寄与するということを指摘しました。
この懇談会に参加する際に、14日に党が発表した「商店街政策」が大変参考になりました(日本共産党のホームページでこの政策をぜひお読みください)。
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