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【04.05.13】シャープ効果はあまり感じられない
商工会議所青年部と議会特別委員会が懇談
昨夜、議会の市活性化特別委員会(私は副委員長)が商工会議所青年部のみなさん(次期経営者やそれに準ずる人で45歳までの人)と「市の活性化」をテーマに意見交換をしました。
最初に議員側から自分の仕事やまわりでシャープ効果があるのかどうかを聞きました。
参加者全員に発言をしてもらいましたが、一部の人を除き「あまり効果は感じられない」という回答がかえってきました。参加者の業種が限られているとはいえ、予想外の回答でした。
仕事を取りたくても単価が安くて採算があわない
発言の中でシャープの仕事を取りたくても、単価が安すぎて採算が合わないことやシャープがつれてきた企業の下請けに入らないと仕事がもらえないなどの意見が出され、地元の企業が仕事を取るには大変、条件が厳しいことがわかりました。
また、単身者や人材派遣の人は亀山に住むけれど家族持ちの人は子どもの教育などを考えて津市に住むとかアパートを建てたい人はいるが、(市が税の面で補助をする制度をつくった)採算があわずなかなかすすまないなどの声も聞かれました。
住んでみたいと思うにまちにすること
参加者のみなさんから共通して出されたのが、自分の子ども達が将来、帰って来たいというまち、他のまちの人が住んで見たいと思うまちにすることが必要だということでした。
そのため、子育てを支援するための保育園や学校などの充実、子どもやお年寄りに優しいまちづくりなど主にソフトの面での充実を求める声が多くありました。
特別委員会ではさらに商工会議所女性部や工業会、商連との意見交換を行い、こうした声を参考に議論をすすめていく予定です。
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