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【04.05.12】これが2大政党政治か 年金法案が衆院で可決

財界の要求の受け入れるのが「政権担当能力」か

まちで見付けたジャスミンの花昨日、国民の6割以上が「評価しない」とする年金法案が衆院で可決されました。
民主党は一部で造反者が出たものの3党合意に従って修正案に賛成しました。
これだけの反対の声があるのに、民主党が3党合意をし、修正にならない「修正案」に賛成したのは、「政権担当能力」が試されるからだといいます。
そこで思い出して頂きたいのが、昨年の総選挙の公約です。財界を代表する日本経団連や経済同友会が消費税の二ケタの引き上げを求めたのに対して、民主党は「基礎年金部分に全部消費税をあてると10%になることもある」といっていました。
つまり、財界の求めに応じて国民が反対しても消費税を引き上げる方向を示さないと「政権担当能力」がないと民主党が考えているからです(3党合意は消費税増税に道を開くものとなっています)。
財界の求めに応じて政策をつくり、財界が認める政権を競い合うのが2大政党制だということがはっきりしたのではないでしょうか(写真はまちで見付けたジャスミンの花)。

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