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【04.04.30】シャープが過去最高の売上高 2兆2572億円

液晶テレビが前年比1.7倍の148万台

シャ−プ亀山工場主要企業の3月期決算が発表され、シャープは売上高が前年比12.7%増の2兆2572億円と過去最高となりました。営業利益も22.3%増の1216億円になりました。
部門別に見ると「AV・通信機器」部門は、売上高が前年比12.2%増の8383億円となり、液晶カラーテレビが大きく伸張したことが要因となっており、今年1月から稼働を始めた「亀山工場」が大きな役割を果たしています(写真)。

国がテレビ需要をつくり、県と市が破格の優遇策

シャ−プ亀山工場(白木方面から)こうした決算をもたらしたのは、国の政策として地上波デジタル放送をすすめ、2011年には今のテレビが映らなくなり、すべての家庭が否応なしに、いずれテレビの買い換えをしなければならなくしたことでテレビの需要をつくり出したことが要因です。
こうした国の政策に後押しされて、進出する企業に県(90億円)と市(45億円)がさらに税制や社会資本整備の面で優遇策を講じたことが、シャープの過去最高の売り上げを生み出しています。
つまり、国、県、市が一体となって大企業の『もうけ』に寄与しているのです。

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