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【04.04.28】市民の意思も問わずに合併議案を可決
来年1月11日に合併
昨日、関町との合併議案を審議する臨時市議会が開かれ、賛成多数で合併議案が可決されました。党議員団は、3つの理由をあげ反対しました。
この日は10時から本会議を開催し、議案質疑では小川議員がこれまで指摘してきた問題をただし、その後開かれた総務委員会では、私が質疑を行いました。
(写真は東海道沿い、野村の一里塚)
合併せずにやっていけるのになぜ合併するのか
反対の理由の1つは、市にとって最も重要な決定が市民の意思を問うことなく決められたことです。田中市政は「市民参画」を方針に掲げていますが、これと明らかに矛盾する態度です。2つ目は、法定合併協議会が示した財政シミュレーションでも合併せずに単独でも十分やっていけることが明らかなのに、あえて合併したこと、さらに合併した場合の方が合併特例債の償還など将来に大変な負担を負わせることになることです。
3つ目は、市民生活に重要な水道料金や中学校給食、国民健康保険税などのサービスや負担が合併後に先送りされ、合併後に市民から批判の声が上がることが十分に考えられることです。
市長は合併後すぐに選挙、議会は34人で構成
合併は決まってしまいましたが、予定通りすすめば来年1月11日に合併になります。
新市の市長は合併後、すぐに選挙で選ばれますが、議会は「在任特例」という制度を使い、2006(平成18)年10月31日まで関町の14人の議員とともに34人で構成します。
今後は新市のまちづくりをどうすすめるのか、さまざまな角度から提案していきたいと思います。
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