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【04.04.16】3人の人質が無事に解放された
いろいろなことを考えた8日間だった
イラクで武装グループに拘束されていた3人が無事に解放されました。この事件が起きて以降、国民の間で様々な意見が出され、様々な行動が展開されました。
私は多くの国民が「イラクへの自衛隊派兵」や民間の人道支援について、今までと違った角度で考えさせられた8日間だったと思います。
ただ、3人が解放されたとはいえ、新たに2人の日本人が行方不明になっています。この人達も無事に解放されることを祈っています。(写真は私の服の胸についているバッチ)
小さな親切、大きなお世話
赤旗日曜版に永六輔さんが今回の事件について的確な表現で語っています。「イラク人にとって、民間のボランティアは小さな親切、自衛隊は大きなお世話」だというのです。
今回の事件でイラクでの民間のボランティア活動がどんな状態なのか、イラク人にどう受け止められているのかということがよくわかりました。
アメリカは無差別攻撃をやめるべきだ
また、今回の事件で解放を難しくさせた要因にファルージャでのアメリカの無差別攻撃があります。600人のイラク人が殺され、アメリカ兵も少なからずなくなっています。
そして自衛隊がその占領軍の一員としてイラクにいることは、間違いありません。
私は今回の事件から学ぶことは、イラクから占領軍や自衛隊は速やかに撤退すること、そして国連を中心にイラク人の手で国の復興にあたるように援助することだと思います。
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