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【04.03.30】これが環境再生事業だ
田んぼや里山を再生し、市民の憩いの場に
昨年、民間企業が持っていた土地を税金の滞納整理として市が購入し、その代金で滞納額を支払った問題は、議会でも大きな議論を呼びました。
市の説明によれば、この土地を利用して田んぼや里山などの自然を再生して市民の出会いの場にするという事業がこの「環境再生事業」です。場所は栄町と北町の境でひょうたん池の北の谷です(右の写真はこの事業の予定地です)。
平成16年度、17年度に実施する約1億円の事業
この事業は平成16年度、17年度の2カ年で行われ、約1億円の事業費を見込んでいます。田んぼだったところには、湿地帯で育つハスやカキツバタなどを植え、里山にはツツジやヤマブドウなどを植える計画ですが、こうした事業をできるだけ市民の力を借りながら作りあげていくという新しい手法の事業です。
この事業は滞納対策として土地を購入し、あとからその土地にあった事業を考えるという問題の多いものとして始まりましたが、市が購入し事業を組んだ以上、ムダな事業だったといわれないように、市民から喜ばれる施設につくりあげることが求められます。
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