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【04.03.15】保育園 正規職員は半分だけ、あとは嘱託職員と臨時職員

安上がりを求める行政で、責任が果たせるのか

今日は、一般質問の2日目。私は質問に立ち、合併問題と保育所問題を取り上げ、市の見解をただしました。

  臨時、嘱託職員に頼る保育では問題

公立7保育園では、正規職員が約5割、臨時・嘱託職員が残り5割という状況です。中には正規職員が4割の園もあります。こうした事態は異常であり、経費節減を求め過ぎて、市としての責任を果たしていないという点で重大です。
私は、来年度以降、年次的に職員を採用するべきだと迫りましたが、「中長期的な視点で対応する」という答弁にとどまりました。

   混合保育の解消へ、順次実施

また、各園で強く出されている『寝たままの0歳児と動き回る2歳児が、同じ部屋で保育されている混合保育の解消』に対して市は、「川崎南と和田で実施している。他の園も順次実施していく」と前向きな答弁をしました。

嘱託職員は、正規職員と仕事が同じなのに、待遇に差がありすぎる

さらに、嘱託職員は勤務時間やクラス担任など正規職員と同じ仕事をしているのに、給与や休暇などの待遇面で正規職員と大きな差があります。
こうした職員の待遇改善を求めましたが、「時期がくれば検討する」という答弁で終わり、前向きな回答は得られませんでした。
そのほか、障害児保育を正規職員が担当することや、3歳児以上の保育室に冷房を設置する問題、さらに職員の「風呂敷残業」が常態化している問題などをただしました。
最後に、ムダをなくすための行政改革は必要だが、残業の削減を求めるあまり、必要な残業まで削ってしまってサービス残業となったり、必要な部署に正規職員を配置せず、臨時・嘱託職員でまかなっているのでは、市としての責任が果たせないことを指摘し、改善するように強く求めました。







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