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【04.03.11】教育長答弁に多くの議員から批判

議案質疑で弁護士報酬と西小改築問題をただす

今日、本会議で3月議会に提案されている議案に対する質疑が行われました。
私は市の顧問弁護士の報酬を月額67,700円から105,000円に55%も引き上げる改正案と西小学校改築の計画にかかわる問題点をいくつか取り上げました。

    件数の増加が改正の理由なら、件数の少ないものは減額すべき

今回の報酬の引き上げは、弁護士への相談件数の増加が理由と説明しています。この3年間で年平均120件という異常な相談件数です。
問題の1つは、弁護士に頼らず市内部で解決する努力がどれだけされたのか、ということです。答弁を聞く限り、十分であったとはいえません。
もう一つの問題は、市の外郭団体(土地開発公社、社会福祉協議会、地域社会振興会)の弁護士報酬が、相談件数が少ない(あっても年数件)のに見直しがされていない問題です。
つまり、一方で件数の増加を理由に引き上げを提案しながら、もう一方では件数にかかわらず定額(3つの外郭団体とも年間24万円を支払っている)というのは、矛盾しています。
最後まで納得のいく答弁は、聞けませんでした。
この問題は、18日の総務委員会で再度、ただしたいと思います。

       西小改築 外壁は必要か、フェンスはいらないのか

もう一つの問題は、西小の改築です。計画によれば、敷地の南側で県道(市役所の前の道)沿いに白壁の塀をつくるようになっています。ところが、この塀ができると道路や歩道から運動場が見えなくなります。子どもの安全を確保するためには、多くの人の目が届く今のフェンスが一番いいわけです。
さらに、塀は180pの高さしかありませんので、ボールが外に出てしまうことが十分に考えられます。ところがフェンスは考えていません。
最後に、私は教育長に、「このまま計画通りすすめて、私が指摘をしたような事態が起こらないと言いきれるのか」とただしました。
教育長は、「ご理解は頂けないと思いますが、なにとぞよろしく」と無責任な答弁。この答弁には本会議終了後、多くの議員から批判が出ました。
そのほか、教職員や学校を利用する人の駐車場がない問題、冷房設備ができるような校舎をつくりながら、冷房を使わない問題などをただしました。




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